我が家では2年前にソフトバンク光に契約し、ついに更新月を迎えました。
速度に不満があったこと(マンションタイプなのである程度は仕方ないですが)、特にソフトバンクにこだわっている訳ではないこと、携帯電話はドコモを契約していることから、乗り換え先は携帯の割引があるドコモ光を選びました。
ということで今回は、光インターネットの乗り換え方法と、その時のポイントをご紹介します。(備忘録的側面が大きいですが笑)
※今回出てくる金額は、私の乗換え当時の金額(税込)です。個別の契約状況や料金改定等により、金額が変わる可能性があります。予めご了承ください。
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再転用とは
そもそもですが、今回の乗り換えは厳密にはコラボ光の「再転用」という手続きです。ソフトバンク光もドコモ光も、同じフレッツ光のコラボ回線ですので、回線はそのままで、通信会社だけ乗り換えるイメージですね。
コラボ光から独自回線への乗り換えなどは、もう少し複雑になりますので検討の際には注意してください。
月額料金の整理と試算
今回は光の乗り換えと同時に、NTTの加入電話からひかり電話への切り替えも行うことにしました。月額料金を整理して試算すると、以下のようになります。
(ドコモ光ではドコモ携帯の料金が割引になるため、スマホも含めます)
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この表から、ソフトバンク光を継続利用するよりも、月額料金がグッと抑えられることが分かっていただけると思います。通常2年縛りですから、2年で換算すると15万円ほど安くなる計算です。
初期費用(イニシャルコスト)
乗り換えで月額費用が下がるとはいえ、乗り換えのためにかかる費用が高ければ意味がありません。乗り換えにかかる初期費用をまとめた図をご覧ください。
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まずソフトバンク光を解約するためにかかる解約金(違約金)です。更新月でしたが、一部オプションの更新月がひと月ズレていたため、解約金が0円になるタイミングがありませんでした(罠……!)。したがって、解約金が最も安くなるタイミングで解約すると、5,500円かかります。
次に事業者変更承諾番号の発行にかかる事務手数料です。先ほど、この乗り換えは「再転用」だと説明しました。この再転用に必要な番号を発行するために、ソフトバンク側に3,300円払う必要があります。
NTT回線休止料は、加入電話からひかり電話に乗り換えるために発生する費用です。今回、ひかり電話に番号そのままで移行するのですが、この時加入権ごと移行することはできません。加入権は解約または休止することになり、この回線休止にかかる料金が2,200円です。
ドコモ光に契約するとき、契約事務手数料として3,300円、ひかり電話の工事費として4,400円(内訳:基本工事料1,100円、同番移行2,200円、交換機等工事料1,100円)の併せて7,700円が必要です。ドコモ光自体の工事費は、乗り換えのため無料です。
ということで合計18,200円かかることになりますが、これはGMOとくとくBBのドコモ光のキャッシュバックで相殺できます。キャッシュバックについては、後述します。
切り替えのタイミング(開通日)は月末!
申し込みが完了すると、ドコモ光サービスセンターに電話して工事日(開通日)を決めます。ドコモ光の場合、申込日から2か月後までを開通希望日として指定可能です。ここにも料金に関係するポイントがありますので、以下の図をご覧ください。
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再転用では、「開通日=ソフトバンク光の解約日&ドコモ光の契約日」となります。そして多くの場合、契約月はオプションを含めてすべての料金が日割りとなりますが、解約月は基本料以外は日割りになりません。つまり、更新月の月末を開通日に設定したほうがお得です。
キャッシュバックの増額交渉
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今回契約したGMOとくとくBBの場合、キャッシュバックのキャンペーンをしていることがあります。現在実施しているのは最大2万円のキャッシュバックなのですが、高額キャッシュバックにはオプション加入が条件となっていて、オプションなしで契約の場合は6,000円のキャッシュバックになります。ただし、交渉次第でキャッシュバックの増額ができます。
今回は、ソフトバンク光で業者変更承諾番号の発行を申し込む際、「月額料金を割引くから思いとどまってほしい」と持ち掛けられました。それをGMO側に伝えると、キャッシュバックがオプション契約なしで2万円に増額されました。これにより、高額な初期費用を相殺することができるようになりました。
ただし注意点もあります。キャッシュバックの受け取り方法が少し複雑です。開通4か月後にGMOとくとくBBで契約のメールアドレスに案内があり、案内から1か月以内に手続きを行わないと無効になります。
苦労を水の泡にしないためにも、しっかりとカレンダーにメモしておきましょう!
まとめ
以上、ソフトバンク光からドコモ光へ乗り換える際のポイントをご紹介しました。しっかり下調べをして、キャンペーンやキャッシュバックを駆使すれば、かなりお得に乗り換えできますよ!
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