スマホ、安く維持したいですよね。ということで、端末購入代はともかく、月々の維持費を安く抑える方法を本気で考えました。
※記事内の表示価格は2022年3月現在のものです。料金改定等により変更の可能性があります。また、注記がある場合を除いて税込です。
もっと良い組み合わせやプランがあれば、コメント等で教えてください。
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通話のみ
データ通信は必要なくて、通話のみを行いたい場合を考えてみます。
基本的には「楽天モバイル」がおすすめ
データ通信をしないのであれば1GBまで0円の楽天モバイルが良いでしょう。Rakuten Linkアプリを使用することで通話かけ放題が0円で維持できます。アプリ経由であればSMS送信も無料なのが地味にありがたいです。ただし「楽天の電波が入るのであれば」という前提条件が付きます。
iPhoneの場合、無制限かけ放題のオプションはありません。iOSの仕様制限で、10分かけ放題オプションを別途契約する必要があり、その場合は月額1,100円かかります。1回の通話が10分以内であれば十分安価に運用できます。このオプションをつけるとSMS送信が無料になります。
iPhoneの場合は「povo 2.0」に軍配か
iPhoneで無制限かけ放題をしたい場合は、povo 2.0がおすすめです。基本料は0円なので、月額1,650円の通話トッピングだけで通話かけ放題が維持できます。5分かけ放題で足りるのであれば月額550円です。
スマホセットが安い「OCN モバイル ONE」
端末を安く買って、通話も安く維持したいのならOCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNOがおすすめです。スマホセットのセールを高頻度で開催しており、端末を激安で購入できます。通話受け専用なら月額550円(500MB)。
加えて、かけ放題オプションは月額935円の10分かけ放題をつけると月額1,485円、月額1,430円の完全かけ放題をつけると月額1,980円です。
変わり種に「日本通信」の合理的シンプル290プラン
日本通信が提供するドコモ系MVNO「合理的シンプル290プラン」は、基本料が1GBで290円のプランです。かけ放題をつけなくても通話料が11円/30秒と、一般的なキャリア料金の半額になっています。
70分通話無料オプションが700円なので、月額990円で月70分まではかけ放題という変わり種のプランです。無制限かけ放題オプションは1,600円で月額1,890円になってしまうので、povoの方が有利になります。
データ通信のみ
通話は必要なく、データ通信のみ行いたい場合を考えていきます。
激遅でいいなら「povo 2.0」で、たまにトッピング
最大128kbpsの激遅通信でよければ、povo 2.0なら半年0円で維持できます。6ヵ月以内に660円以上の課金がないと強制解約の対象となるため、6ヵ月で最低2回はデータ使い放題(24時間)トッピングを使いましょう。
多く使う人は、20GB(30日)で2,700円や、60GB(90日)で6,490円という選択肢もあります。60GBの方が容量単価が安くなりますね。
電波が入るなら「楽天モバイル」
楽天エリアなら、どれだけ使っても月額3,278円の楽天モバイルが一人勝ちです。ただし1日10GBの制限があり、超過すると3Mbpsに速度制限されます。
特殊パターン「データをシェア」
裏技的な手法を使ったパターンを紹介します。別途回線契約が必要なのですが、条件に刺さる場合は破格でデータ通信できます。
ソフトバンク「データシェアプラス」
家族がソフトバンクの大容量プランを使っている場合、その回線とペアになる回線を契約することで、30GBが月額550円で維持できます(使い放題MAX・データプランメリハリ無制限等の場合)。データ通信のみで考えると最強パターンだと思います。スマホプラン1回線に対して、最大5回線までデータシェアプランの契約が可能です。
ドコモ「データプラス」・au「データシェア」
ドコモやauでも同じようにペア回線を契約することで、30GBが月額1,100円で維持できます(5Gギガホプレミア等の場合)。契約できるのは、ドコモはスマホ1回線につき1ペアのみで、auは5回線までです。条件としてはソフトバンクの方がいいですね!
データ+通話ならサブブランドが最強か?
とりあえずahamo・povo・LINEMOを選んでおけば間違いありません。通信品質とコストの両面で太刀打ちできるMVNOは、残念ながら存在しないと思います。