昨今、インターネット環境というのは企業にとっても重要なインフラとなってきています。
年に何件か、回線事業者が通信障害を発表していますし、何かしらの影響で光回線が切断されればインターネットも切れてしまいます。インターネット回線が断たれると、企業としては重大な損失を被ることになりますよね。
そんな時に、回線のバックアップがあれば安心!ということで、インターネット回線の多重化を検討されている企業も多いのではないかと思います。通常は有線回線を検討すると思いますが、あえて今回は、インターネット回線の冗長化(多重化)にドコモ home 5Gは使えるのか?という視点で検証してみました。
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ドコモ Home 5Gで負荷分散&バックアップ
試しに、YAMAHA RTX 1210を使って簡易的な負荷分散&バックアップ回線として利用します。
双方アクティブ状態
以下は、双方ともアクティブの場合のグラフです。ドコモ home 5Gは平均して100Mbps程度で通信を行い、光回線の通信を補助している形になります。
光回線切断状態
光回線ポートからケーブルを抜き、疑似的に回線断状態を作った時のグラフです。YouTubeの動画再生だけのため速度は出ていませんが、ドコモ home 5Gの通信のみでインターネット接続が継続できています。
メリット・デメリット
簡単に、メリットとデメリットをまとめます。
ドコモHome 5Gのメリット
- 工事不要
- 通信容量無制限
- 気軽に試せる(最低利用期間なし)
ドコモHome 5Gのデメリット
- 速度では光に劣る(特に上りは遅い)
- 通信安定性に不安
結構使えるドコモ Home 5G
事業用にメイン回線として使うのは厳しいと思いますが、インターネット回線冗長化の選択肢としては、モバイル回線を使ったドコモ home 5Gはアリ!だと思います。工事が不要という点も魅力的かも。
ひと昔前は、家電量販店でHome 5Gの一括購入割引がありましたが、今は下火のようです。その代わり、インターネット申し込みでキャッシュバックをしている場合がありますので、そちらをご検討ください!
逸般の誤家庭の方もぜひ笑